わたしは、28歳の女です。昔から容姿に自信がなく、男子からは容姿をいじられたり接触を避けられたり嫌な思いをしてきました。
そういった境遇のせいか人と話をするのが苦手で学生時代は友人もすくなくクラスメイトと話す機会もほとんどありませんでした。
人間関係を構築していくのが苦手なわたしは当然異性との関わりもなく、このまま一生誰とも添い遂げることができないのかもしれないと思いました。
目次(好きなところからどうぞ)
ついにハッピーメールに登録!
でも、そんなのは嫌だと思い、思いっきってハッピーメールの登録を決めたのです。
人と話をするのは苦手だけれど相手の顔を見ないでメールなどで連絡をするだけなら簡単にできると考えたためです。
ハッピーメールの利用料は女性は1円もかからないので気軽に登録することができました。
始めは業者からのメールが多く、なかなか出会いはなかったのですが掲示板に書き込んでみたり、数少ない趣味である読書を元にプロフィールを書き込みました。
最初のころは自分からメールを送ったりタイプすることもなかったのですが自分から動かないといけないと思い積極的に動きました。
その中でメールのやり取りをするようになった人と会ってみることになりました。
今まではメールでのやりとりだけだったので、緊張感は少ない状態でコミュニケーションを取ることができていましたが、直接会って話をすると緊張してしまうだろうと思い、何度も脳内シュミレーションを行って、話す内容を決めていました。
会ってはみたものの、、、
綿密なシュミレーションをしていたけれど、やはり実際に会うのは緊張してしまい相手の人とはほとんど話すことなく、その日はおわりました。
もう、連絡は来ることないと思っていたのですが相手の方から「今日は、お互い緊張してしまって話がうまくできなかったので、よければまた会いましょう」と連絡がきたのです。
今までの経験上、わたしにこんな気遣いをしてくれる男性に会ったことがなく自分は相手にとって話す価値のない人間なんだと感じていたのです。
しかし、彼は違いました。わたしはそのことが本当にうれしくて、また彼に会いたいと思うようになりました。
次に会うときは前よりも話をしようと意気込んでいました。
2回目のアポ
2回目に会った時には前よりも緊張することはありませんでしたが話は弾まず、食事をして映画をみました。映画のことについて話す彼に大した返答をすることができなくて、そんな自分が大嫌いで早く帰りたいとすら思いました。
彼もいっしょにいて楽しくないだろうなと思っていたけれど、彼は「一緒に食事したり映画を見ることができてよかった」と言ってくれたのです。
彼も私と同じような境遇で人と関わりを持つのが苦手なんだという話をしてくれました。
私は自分が相手から嫌なことを言われても、自分が周囲と上手くかかわれず結果的に1人で過ごすことがあっても、その苦しさとか悲しさを誰かに話すことはありませんでした。分かり合える人がいなかったのです。
でも、彼は同じような境遇で気持ちを分かってくれる。
そして、彼から歩み寄ろうとしてくれると感じて、わたしも自分の境遇について彼に話しました。
それから、彼とわたしは何度も食事などのデートを重ねて、お付き合いすることになりました。
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